草津いい湯だな!1981年6月1日 漫画集団メンバー直筆の寄せ描き

市場せどり

第2回目のせどり結果報告、、、本日はリサイクルショップではなく古道具市場(リアルオークション)のとある競売会にて仕入をしてきました。

「草津いい湯だな!1981.6.1.」といった題名の、10人の漫画家集団による直筆サイン・キャラクターが一枚に寄せ描きされた一品となります。

草津いい湯だな! 漫画集団

何となく珍しいものなのかなぁ・・・なんせ昭和の有名な漫画家たちの方々がズラ~と描かれていますしね!

サインを見ただけで、あっ!あのキャラクターだ!…横山隆一、フクちゃんね!…モンキーパンチか、ルパン三世ね!とすぐに思い浮かぶ漫画家さんもいますが、どんなマンガを描いていたのかわからない作家も見られたので、一応調べてみました。

横山隆一・・・漫画『フクちゃん』で横山隆一は高知県高知市出身の日本の漫画家、アニメーション作家。政治風刺漫画が主流だった1930年代日本の漫画界において、簡略な絵柄と明快なギャグによる欧米流の「ナンセンス漫画」を志向した若手グループ「新漫画派集団」を結成し、やがて戦中・戦後初期の漫画界をリードした。戦後にはアニメーション制作会社「おとぎプロダクション」を設立したほか、広告・絵本のイラストレーションや、油彩画を描いた。漫画家としては初の文化功労者。

赤塚不二夫・・・[1935~2008]漫画家。満州の生まれ。本名、藤雄。強烈な個性を持つキャラクターが登場するギャグ漫画で幅広い人気を得る。数々の流行語を生み出し、子供のみならず、大人にも多大な影響を与えた。代表作は「おそ松くん」「天才バカボン」「もーれつア太郎」「ひみつのアッコちゃん」など。

小島功・・・1928-2015 昭和後期-平成時代の漫画家。昭和3年3月3日生まれ。川端画学校,太平洋美術学校にまなぶ。昭和22年長(ちょう)新太,久里(くり)洋二らと独立漫画派を結成。31年「アサヒ芸能」に「仙人部落」などを発表し,つややかな美女を登場させた。43年「日本のかあちゃん」ほかで文芸春秋漫画賞。平成4年日本漫画家協会理事長。12年日本漫画家協会賞。平成27年4月14日死去。87歳。東京出身。本名は功(いさお)。

柳原良平・・・1931-2015 昭和後期-平成時代のイラストレーター,漫画家。昭和6年8月17日生まれ。寿屋(現・サントリー)宣伝部につとめ,「アンクルトリス」で昭和33年毎日産業デザイン賞。のち「朝日新聞」に「ピカロじいさん」を,「読売新聞」に「今日も一日」を連載する。39年山口瞳らと広告代理店を設立。船の愛好家で,著作に「柳原良平船の本」などがある。平成27年8月17日死去。84歳。東京出身。京都市立美大(現・京都市立芸大)卒。

工藤恒美・・・漫画家、イラストレーター。日本漫画家協会会員。北海道札幌市出身。1962年に上京。新聞の4コマ漫画を中心に執筆活動を行い、1981年『ツッパラサール学園』にて第27回文藝春秋漫画賞を受賞した。

前川かずお・・・絵本作家、漫画家。大阪府大阪市出身。本名の前川 一夫名義による作品もある。少年誌や学習誌、幼児誌、新聞などにユーモア作品を発表。挿絵、漫画ルポ、パノラマ漫画など幅広い分野で活躍した。漫画家としての作品に『ばけばけ5』『にっこりよこちょう』『ズッコケ三人組』シリーズなどがある。

鈴木義司・・・代表作は読売新聞夕刊に1966年6月22日より2004年7月2日まで、新聞連載としては当時歴代歴代2位となる38年間、合計1万1240話にわたって長期連載された『サンワリ君』。勲等は勲四等。

出光永・・・デザイナー、スポーツ記者を経て、漫画の投稿家に。1958年『アサヒグラフ』漫画学校の優等生に選ばれ、漫画家生活に入る。やさしい線をもつ風刺画を一貫して描く。代表作に「雑草社員」「ただのベンちゃん」など。

車たん吉・・・1943年生まれ、東京都出身。68年、岩がん太と「コント0番地」を結成するが、コンビを解散後は車だん吉の芸名で活動。主な出演作に、ドラマ『新・熱中時代宣言』『こちら本池上署』、映画『騒音』、バラエティー『欽ちゃんのドンとやってみよう』『ぶらり途中下車の旅』など。NHKでは、連続テレビ小説『ハイカラさん』、大河ドラマ『翔ぶが如く』、『一弦の琴』、バラエティー『お笑いオンステージ』『お江戸でござる』『お笑いマンガ道場』に出演。

モンキー・パンチ・・・代表作「ルパン三世」は何度も映像化され、世界的な人気作品となった。作画にパソコンをいち早く導入したことでも知られる。モンキー・パンチさんは昭和12年北海道浜中町生まれ。地元の定時制高校卒業後、漫画家を目指して上京。10年間の下積みの後「ルパン三世」の連載がスタート、日本人離れした独特の絵柄とハードボイルドなストーリーで人気を集めた。アニメ化に際しては主要な登場人物の設定さえ変えなければ何をしてもいいというスタンス。宮崎駿や高畑勲をはじめとするクリエーターたちが自由に創作を行い、次々と名作を生み出していった。

そして気になる今回の仕入額は、、、1万円スタートの競売(オークション)で3万円で落札しました。

額装から本紙を取り出してみると、思ったとおり印刷されたものではなく油性マジックかサインペンが使われた直筆のものでした。
これはヤフオクやメルカリで需要がありそうだと自信が大きくなりました。
さっそく今回もヤフオクに出品です!

そしてさらに気になる落札金額は・・・

今回は大成功です、原価の3.6倍といった落札結果となりました。
この落札金額が適正相場なのかどうかはわかりませんが、360%増のせどり結果とすると上々だと思います。

第3回目のせどり報告もまだありますので、引き続き報告します!

コメント